三沢に行った。人生初の青森県です。
もともと自分ではなく同僚が行くはずだった三沢。
当日急遽自分に変更。新幹線の出発まであと2時間、急いで帰宅し荷物をまとめる。
高崎~大宮~八戸~三沢 と移動。
三沢は遠かった・・・・。八戸に着いたのは夜9時過ぎ。暗くて寒いというのは、寂しさをいっそう際立たせるものですね。
八戸から「青い森鉄道」に乗り換え。寒いよう。
大宮駅構内にユニクロがあればヒートテックのモモヒキを是非買いたかったのだが・・・。買えませんでした。
くそう、寒い。
電車の連結器には雪がついてしまってクチバシみたいに。なんかかわいい。
三沢は基地の町だ。米軍と自衛隊の空軍基地がある。
こういう街は夜の盛り場が結構面白かったりする。
美味い居酒屋が多いのだ。
そして助平な店もあるのだろうか、客引きの爺様が「どう?どう?」と声をかけてくる。寒いのにご苦労様です。
入った居酒屋でたこの白子を食った。
初めて食べたけど、ちゃんとタコの風味があるのですね。これは美味かったです。
青森といえば、大間。大間といえばマグロ。ここは三沢なのだが、やはりこれは食っておくべきだろう。
マグロのブツをいただく。
もっちりとした肉質に感動する。うまい魚は熱燗で愉しむのがベストだ。
実はこの居酒屋は2日連続で行ってしまった、初日は同僚3人と。二日目は一人で。気に入ってしまったのだ。
一人で飲んだ二日目、酒の友は司馬遼太郎の「播磨灘物語」。
戦国時代にあって、特異な人間性を持ち合わせていた黒田官兵衛が主人公のお話だ。
天才軍師として秀吉に重宝されていたが自ら天下を望むことはせず、自らの才を秀吉にささげることに熱中した人物。
秀吉が権力に狂った晩年は寂しくはなかったのでしょうか。
子供好きで庶民に優しい武将で、欲にも無縁の非常に涼やかな人物でしたが、石田光成挙兵の隙に九州一円を斬り従えてしまおうとするところは彼にも戦国の血が流れているのだなあと感じました。彼の性格の面白いところですね。
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