息子と娘が東京の実家に泊りがけで遊びに行くことになったので東京駅まで送りに行く。東京駅で両親に引き渡し完了、あとは帰るだけなのだが、天気も良いし散歩をすることにした。
行く先は思いつき。
なんだか古本屋に行きたくなったので、秋葉原のブックオフに行く。
自分は古本屋が好きだ。以前荻窪にいたころは古本屋がたくさんあったのでかなり幸福な時間を過ごせたのだが、今住んでいるところは古本屋が皆無なのでとても寂しい。
1時間ほど文庫本をあさる。楽しいなあ。
昼を食べた後、喫茶店で持ってきた文庫本を読む。司馬遼太郎の「北斗の人」。平日の昼間に喫茶店で読書をするのは自分の中で最高の贅沢だ。ああ幸せなり。
今日買った本は後日のお楽しみにしておくのだ。
その後秋葉原から上野方面へ歩く。
まだ帰るには少々早いので散歩続行。そうだ、桜を見ようということになって飛鳥山公園にいくことにする。
群馬はまだ咲いてもいないのだが、東京は満開なのだなあ。
毎度のことだが東京にくると人の多さにあきれる。
飛鳥山公園は桜の名所なので人が集まるのは当たり前といえば当たり前なのだが。人が多いのは苦手です。せまい。邪魔。
先日の爆弾低気圧の強風のためか、つぼみをつけたまま落ちている枝が多い。
なんかかわいそうなので、状態が良いものを家に持ち帰る。
12、3年前になりますが、社会人になりたてのころ、まだ独身だった自分は飛鳥山公園の近くの寮に住んでいました。
どうせなので寮だったところに行ってみた。10年ぶりに歩く道だなあ。
寮といってもアパートの部屋を会社が借り上げただけなんですけどね。見に行ったら違うアパート名になっていました。オーナーが変わったんだろう。当然、自分が住んでいた部屋は、違うだれかが住んでいました。
ここは都電が走っている。この都電が好きだったなあ。良く都電に乗って池袋まで買い物行ってました。
その後、ドトールでアイスコーヒーを飲む&読書。店内の客は爺さんと婆さんばっかり。ここら辺は戦中空襲の被害が少なかったので古い住宅が残っているのだ。そのため老人がとても多い。
それにしても東京は老人が多い気がする。繁華街からちょっと外れるとそこにいるのは老人ばかりだ。気のせいだろうか。
散歩は以上で終わり。夕方群馬に帰りました。自由時間をくれた嫁にお礼として、晩は外食に行く。
ブックオフで買った本。ほとんど時代劇小説です。読むのが楽しみです。
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後日、拾ってきた桜のつぼみは無事花を咲かせました。よかったよかった。
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