以前から出版待ちだった文庫を買いました。
浅田次郎 「終わらざる夏」
太平洋戦争末期、終戦直前に日本に宣戦布告し侵攻したソ連に対し、千島列島最北端の孤島で防戦した軍人達の物語です。
世間ではあまりスポットが当てられたことのない出来事ですが、8.15の終戦後も戦いが続きます。敗戦になってもなお戦う意味とは何であったのか、そのひとかけらでも知りたくて購入しました。
自分はいわゆる戦史物が好きではあります。ただ血沸き肉踊る勇壮な戦いが単純に好きというわけではなく、戦争という極限状態で人間はどのように振舞うのか、振舞うことができるのかに興味があります。
ほぼ同時に神野正美著「空母瑞鶴」も購入しました。「終わらざる夏」はフィクションである部分が多少あるのに比べ、こちらは完全なドキュメンタリー本。瑞鶴は太平洋戦争において活躍した日本海軍の軍艦です。1944年10月25日にこの艦は戦いに敗れフィリピンの海に沈みます。空母瑞鶴が沈没する前後で生々しい人間のドラマが描かれています。
これらの本は大事に読み進めていこうと思います。
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マンガや本ばっかり読んでいないで、たまには子供達を連れて外出します。
近所の氷屋さんにカキ氷食べさせにいったり、映画館に連れていったり。
映画はポケモンでした、途中で寝てしまった。子供達は最後まで夢中になって見てました。
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