福山いってきた。広島県です。
朝6時の新幹線に乗る。猛烈に眠い。
現地には12時ごろに着く予定だ。新幹線は確かに速いけど、やっぱり広島は遠いなあ。
11時半に福山駅に到着。駅のホームから城が見える。
ここから見えているのは櫓で天守閣ではない。天守閣は空襲で焼失したのち再建されたものだそうな。
櫓とはいえ、やはり城は男子の心をときめかせるものがあるなあ。福山城は徳川譜代である水野氏の城だったそうな。なるほど風格があるのはそのせいか。
ここから福塩線に乗って神辺へ。そこが今回の仕事場だ。
神辺は特にこれといったものはありませんでした。
昼食ったラーメンが意外と美味かった。
新宿で食った行列ができるラーメン屋より美味かった。
都心は人が多いから、なんでも行列ができるのだろうなあ。
行列=評判の店というのは錯覚だ。
夜は一人居酒屋でした。名前を忘れたけど、なんか瀬戸内海名産のうまい小魚を刺身で食う。
関東とちがって醤油が甘いんだなあ。でも自分はやはり関東の辛い醤油が好きです。
酒の友は文庫本。手塚正巳著の「軍艦武蔵」。これが結構すごい内容だ。
武蔵建造から沈没、終戦まで関わった各方面の人々の証言を元に構成されたドキュメンタリー本。
華やかな大和とくらべると地味な武蔵。あまり世間では注目されることの無い武蔵ではあるが、それに関係していた人たちにとって「武蔵」というものが人生に大きなウェートを占めているのだ。武蔵を軸に乗組員たちの運命が語られている。
巨艦であっただけに関係する人々も多い。著者の苦心はいかばかりのものだったか想像するに難くない。
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帰りはかきの釜飯の駅弁を食べた。うまいです。
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