だいぶ溜まってしまったので書かねば。
そんなわけで感想です。
●スティールボールラン 第14巻
荒木飛呂彦作
敵スタンドの攻撃で「左側失調」となる主人公。
擬音がシュアポアアア
荒木先生独特の擬音は別に狙っているわけではなくて、作画中に脳内に響いた音がそうだかららしい。なるほど。
●ユリ熊嵐 第1巻
原作イクニゴアキナコ
作画森島明子
絵柄がかわいいのでたまらずジャケ買い。
タイトル通り、ユリ物で熊でした。
ひたすらかわいい女の子たちのやりとりを楽しむマンガ。
意外と面白かった。
次巻も買うかも。
●デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 第3巻
浅野にいお作
UFO墜落事故に巻き込まれ、まさかの友人死亡。
女子高生たちの日常をとりまく非日常がさらに過激になっていく3巻です。
しまいには巻末で人類終了まであと○日と宣言されてるし。
いやーいきなり友人が死ぬなんて。
実はヘビーな結末が待っているマンガなのでは・・・。
世界が狂っていくにつれ、懸命に今を生きようとする女子高生たちが眩しくも切ない。
と感じるのです。
●ベアゲルター 第2巻
沙村広明作
作者の趣味全開の変態活劇娯楽漫画。
闇社会で復讐に生きる女と、その彼女に利用されつつも運命の糸で引かれるように核心へ迫る女たちの物語。
この人アクション描くのがとてもうまいんだけどどうやって研究しているのだろうか。
殺陣師でも雇っているのか。それともアクション俳優出身なのか。
少ないコマ割りで躍動感を演出させるセンス。技術。
ここまで見せれる漫画家はそういないであろう。
●ヴィンランド・サガ 第16巻
幸村誠作
今巻は追う者、追われる者ってことで話が進んで最終的には殺す側、殺される側にフォーカスしていく展開です。
人というのは自分が犯した過ちや罪を認めるのはなかなか難しいことです。歳を重ね大人になり、ある程度の社会的地位を得るとますます難しくなります。と思います。
全体の平和のためには復讐は正当な権利であると、世の中はそうできている。
と、主人公はその権利に疑問を持ちつつも、そうせざるを得ない現状をある程度認めています。
そんな主人公が自分を殺そうとする復讐者に図らずも出会ってしまう。
罪に正面から向き合うことができるのか。
重い課題を突きつけ、次巻に続きます。
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まだ感想書いていないマンガがあるんだけど、続きはそのうちに。
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